ミュージアム系
平日に行きましたが、ものすごい人でした 「本阿弥光悦の大宇宙」 刀剣、書、焼物と一筋縄ではいかない数奇者の功績を振り返ります 刀剣に関わる京の名家に属した光悦ですが、代表作は鉛を使った舟橋蒔絵硯箱です。かさがありすぎて持ち運んだらぐっちゃぐち…
大和田さくらホールでの杉本狂言に行ってきました 杉本狂言 本歌取り | 小田原文化財団 アーティストの杉本博司氏がプロデュースする公演ということで、演目は「附子」と「茸」。本歌取りということで、トーハクやまと絵展で展示されている土佐派の松の屏風…
東京都美術館のマティス展に行ってきました かつて…コロナ禍の夏に暑さに死にかけながらぐるっとパスめぐりをしたこともあり、個人的には展覧会の完成度をかなり気にするようになりました 基準として ①テーマの一貫性 ②適切な規模 ③セクションごとのメリハリ…
少し前ですが、天王洲の寺田倉庫で行われた「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」に行ってきました 線対称の建物を正面から撮ればあら不思議、ウェス・アンダーソンすぎる風景の出来上がりです 展覧会自体の「映え」に重きが置かれており若い人に人気がある…
東福寺展に行ってきました 土曜の開館時間に行くと行列で入れませんでした そのため上野東照宮に立ち寄ります 家康(東照大権現)を祭神とする神社を東照宮と言うようです。豪華な金色の社殿で、左甚五郎作の龍が彫られた門があります。左甚五郎というと歌舞伎…
春の陽気に誘われて、根津美術館の燕子花図屏風を見に行ってきました 最近の私の流行りは「発注者の気分になって屏風を見る」。インテリアにどう合わせよう?とか、絵師ありがとう〜めっちゃウチに合う〜〜!とか勝手に妄想してます。 さて燕子花図の前に喜…
東京近代美術館は竹橋のほど近くにあります 特別展は地階。常設展は(おそらく)展示内容を変えながら2〜4階です 重文指定の歴史と傾向についての年表が面白かったです。確かに芸術の選別なんてする側の好みでしかないですよね。欧州留学などの要素も加味され…
出光美術館「江戸絵画の華」第1部はスケジュールが合いませんでしたが、なんとか第2部に行ってきました。出光美術館の入り口ってめちゃくちゃ裏口っぽくないですか?今回地上から入ろうと思ったら入り口が見つからなさすぎて焦りました 出光美術館はプライス…
京都・智積院の名宝展に行ってきました 平日の昼間というこの時(ミネアポリス美術館展@サントリー美術館 - すきなもの雑記)と同じタイミングで行ったんですが…今回はものすごい賑わい。ミネアポリス美術館展は当時の写真の通り貸切状態だったのに〜!コロ…
コレクションの系統がとっても好みな三井記念美術館。円山応挙の収蔵品を中心に、牡丹や瑞鳥、七福神をモチーフにした作品を紹介しています 三井記念美術館は展示室の関係で、前半は焼物や工芸品などが展示されます。日本も唐も吉祥のモチーフが同じというの…
金曜の夜間開館に合わせて行ってきました 正面の画像には人はいませんが、なかなかにぎわってました 展覧会は現在のオペラ座、ガルニエ宮の概要のあと、時を戻してバレエに傾倒したというルイ14世の衣装スケッチから始まります。ルイ14世と当時の作曲家リュ…
チケット争奪戦となっているトーハク国宝展に行ってきました 入れ替え制だけどすごい人でしたね。その割に収蔵品の公開なので、常設の展示を並べ替えただけというか…いつも見ている法隆寺宝物館の摩耶夫人(私のアイコン)が平成館に移動してるだけで、トーハ…
帰省ついでに、真夏の名古屋、徳川美術館に行ってきました たぶん眩しすぎて撮影したとき画面見えてないです笑歪んどる… 徳川美術館は尾張徳川家がかつての所有地に美術館を建て収蔵庫と美術館の一部は登録有形文化財に。現在では隣接する庭園も関連施設(徳…
水木しげるの妖怪 百鬼夜行展〜お化けたちはこうして生まれた〜 に行ってきました この切り貼りを水木しげる氏が見てどう思うのかは知らんが… 展示構成は ・妖怪オタク水木しげるの蒐集物にまつわる展示 ・カテゴリー別の原画 の2つです 江戸時代から続く妖…
前回の記事は大阪松竹座の感想でした 今回は前後で巡った道をば 朝8時半に神戸空港着。宝塚が休演なので何をしようかと考えながら到着ロビーを出る。 と、圓教寺の杉本博司インスタレーションのチラシがモノレール乗り場に。 今回みたいなチャンスがなければ…
富山遠征ついでに観光もしてきました 中心部は派手な観光地がないためゆっくり散歩できて楽しかったですね、グーグルマップ開いて地図見ながら土地の様子とか海岸線とかを想像するのが楽しかったです 観光ルートとしては環水公園と富山県美術館散策が王道な…
ホテル雅叙園東京の百段階段の展示が気になったのでチケットを予約。目黒なのでついでに東京都庭園美術館も行こう、ぐるっとパスあるし。というわけで目黒さんぽに行ってまいりました 前回の目黒さんぽ 東京都庭園美術館は「建物公開2022 アール・デコの貴重…
松濤美術館、ジュエリーや西洋骨董品の展覧会の多い美術館という認識でしたが上のポスターのキャッチーさにつられて行ってきました 奈良博の収蔵品はこんなもんじゃないとは思いますが、なかなか癖の強い作品が来ていて小ぶりながら楽しかったです 仏教絵画…
17時半の拝観に予約をしたんですが、常設展は17時閉館とのこと。本館なので夜間開館だと思ってうっかりしてました。本館展示は常設展とセットだからこその値段、ちょっとずるいなと思いました笑 しかしながら閉館前の回をあえて取ったので、粘れば人の流れが…
ぶらぶら美術博物館で紹介されていた際には土蜘と頼光四天王あたりがフューチャーされている展示のかなと思っていたんですが、どっこい歌舞伎のオタクにはそこはかとなく刺さる展示ばかりでした THE HEROES展は正確にはボストン美術館の日本関連の収蔵品の展…
2020年に開催予定だった同展が先日開幕したので見てきました 特別展で1500円 歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の5つをブロックに分けて紹介しています 歌舞伎エリアでは、楼門五三桐の装置再現 黒御簾の中に入ったりもできます 日本初の映像の重文、1899年の…
聖徳太子の1400年御聖忌(天子の命日を意味するらしい)ということで、サントリー美術館の「聖徳太子 日出づる処の天子」展に行ってきました いつも展示の質実さかつ見やすさで満足度の高いサントリー美術館ですが、今回も内心(地味かなあ…)と思っていたのに、…
猿之助さんがオーディオガイド(だろうな、展覧会のCM出てたし)ということで天台宗展を見てきました 延暦寺がフューチャーされるのかなと思いきや、各地のいろんなお寺にまつわる収蔵品が紹介されていました 一応メインっぽかったのは延暦寺根本中堂の再現で…
このブログでも何度か触れている「春興鏡獅子」 持道具として獅子頭を両手にはめて踊ります このポスターに載っているきゃわいい獅子、もしかして手持ち獅子頭では…?と興味を持ち江戸東京博物館まで行ってきました 興味深かったのは第二章の鹿嶋屋東店(かじ…
トーハク、2021年夏の催しに行ってきました。 トーハク昨年の夏休み企画についてはここでちょろっと言及してます 昨年もお子さん向けの展示かというとそういうわけではありませんでしたが、コロナ禍において入場をためらうくらいには盛況でした。 その後、ト…
世はオリンピック一色ですね 開会式には海老蔵さんがご出演。 歌舞伎座で撮影した経緯を考えると興行のためではなく、その撮影のために歌舞伎座を抑えたような気がしちゃってなんだか切ない。 とはいえMIKIKO案では伝統芸能のでの字も出なそうだし、どちらに…
ミネアポリス美術館所蔵品の中でも日本絵画に特化した展示です 最近気になっているのは狩野山雪 襖絵や屏風のモチーフがやさしい 今回展示の群仙図襖をなんとなく眺めていたら右下に何か…いる あれ…何…?(蛙らしいです、険しい顔した蛙むちゃくちゃかわいい…
平日昼間、完全予約制にもかかわらず めちゃくちゃ盛況でした BS日テレのぶらぶら美術館で放送したから? 小村雪岱の略歴を見ていると近代日本画の黄金期と重なってるんですよね 空間で空気感を表現した画壇と似通った部分もあるけどそこまで高尚ではない 錦…
動画がすごくキレイ 主に江戸時代に制作された版画を浮世絵、明治以降に制作された版画を新版画と言います。 吉田博は1880年代の生まれ。 初めは画家として活動するが中年期に版画の絵師として作品を残すようになる。 もともと海外志向で、世界中をスケッチ…
東京ステーションギャラリー「河鍋暁斎の底力」閉幕直前に行ってきました 平日だったので当日券は受付で買えました でも結構人がいたと思う 河鍋暁斎は江戸〜幕末を経て明治時代を生きた画家。 画題は骸骨や死体からカラス、神仏や自然物、さらには現代のイ…