行ってきました八月花形歌舞伎
初めての!
何日も前から(何日後には歌舞伎座…ま?)と思いながら生きていたので
本当に楽しみにしてました
2020年8月のモチベだった!
興行再開のニュース
→Web松竹なるものでチケット取れるらしい
→よし予約だ
→どこの席がいいかわからん、いつにしたらいいかわからん
→とりあえず3階席で様子見よう😨(チキン)
で、開幕したというニュースを見つつ自分の参戦日を待ってました
歌舞伎座の近くにある東劇に行くときはいつも日比谷駅から20分くらいかけて歩いていて、銀座の真ん中を歩くのは好き
なんですが、この日は本当に暑かったため最寄りの日比谷線東銀座駅で下車
地下にお土産街があるなんて知らなかった〜
そして…
当日券が買えるなんて、知らなかった、な…(伏線)
と売場を横目で見ながら地上に出ます
歌舞伎座で万が一クラスターが発生でもしたらすぐにニュースになってしまう
なのでチケットのもぎりは自分で。
アルコール消毒と検温徹底
座席はひとつ置き、会話厳禁⚠
と徹底していました
徹底しすぎていて…
着席し緊張が高まり若干具合が悪くなる()
開演前は結構な人数が座っているにも関わらず水を打ったような静けさでした
わたしが前売りで購入したのは
2部 棒しばり
3部 吉野山
松葉目物は役者さんのコミカルな部分が見れて楽しいし、私の記念すべき初現場は勘九郎さんと巳之助さんと扇雀さんだったことを一生忘れない…と思いました(重)
踊るときの足踏みの音がすごいし、勘九郎さん(次郎冠者)は棒しばりの棒を回して踊る
ところでどうして次郎冠者の方が配役の先に来るのだろう
役者の並びのほうが優先なのかな
それとも次郎が主役なの?なぞ〜
初めての観劇にテンションが上がり2部が終わって階段を降りながら
「何で4部のチケット買わなかったんだろう」と思い始める
その足で地下のチケット売り場に行き、4部のチケットを購入。
さて、今回は全て3階席のチケットを買ったため、席、遠いだろうなーと思い、双眼鏡を持っていきました
体感として席、日頃のけーぽっぷイベントの会場と比べるとそんなに遠くはなかったです
ステージの横幅が広く、何より3階席がせり出しているのでステージに対して近い感じがする
近いのはいいとして、せり出しているので花道はほとんど見えません
棒しばりはそこまで花道を使わないけど、吉野山はめっちゃ使う
紀尾井町家話に猿弥さんが出ていた際に
「花道での台詞は、コロナ対策であえて正面に移動してから言うように変更している」と言ってた
普段の立ち回りを3階席で見ていたら、声だけしか聞こえてこないのか〜
さて双眼鏡、2部の時は周りはそんなに使っていなかったんだけど
3部の七之助さんの登場のとき、めっちゃすごかった
視界に入る範囲の人は100%双眼鏡を装着していた!
そして吉野山は幕が空いた瞬間の華やかさがやばい
ラストの猿之助さんのぶっ返りがかっこよかったです!!興奮!
途中から始まる浄瑠璃節もよかった
三味線の音の太い感じが好きだから文楽も見に行きたい
なぜか席だけ用意されていて出番になると登壇するスタイル(これもコロナ対策なの?)
藤太の猿弥さんがコミカルで可愛かった
歌の中にソーシャルディスタンスって入れてた
4部、児太郎さんは20代のはずなんだが40代くらいの色気がある
ふんふんと話を聞きながら身支度していた感じが綺麗だったなー
ちなみに武家の妻を他家の人が呼ぶ場合に「ご新造」と言うらしい(劇中では妻ではないけど)
亀蔵さん演じる番頭藤八がなんのかんの言ってお富に近寄ってソーシャルディスタンスだからって遠隔でお化粧させたり、今回ならではの演出もあった
中車さんも猿之助さんも半z直樹の撮影しながら番宣でバラエティ番組収録しながら興行もしてマジですごい
猿弥さんも亀蔵さんも独特の存在感で
声にも特徴があって芝居が締まるなーって感じがする
そういえば…
歌舞伎座の2階ロビーには
大型の近代日本画が飾られているんですね
終戦後に建て直した第4期の蒐集?寄贈?なのかな
これがまたそうそうたる作家陣で、美術館で企画展示できるレベル
【今後の課題】
連続で見る場合、完全退場のため1時間くらい空き時間ができます
4部すべて見るとすると3回、時間にすると3時間
この時間をどう使うか…
移動するのも体力使うし、かといって3回お茶するのもなんだし
まだまだ暑そうだからうまく避難できる場所を見つけよう