3月大歌舞伎、初日に行ってきました
今月は早めに感想。
1部
猿若江戸の初櫓
出雲阿国って、私のイメージではもうちょっと色香漂うタイプというか…セクシーお姉さんのイメージ(絵巻物とか野田秀樹の戯曲のせい)でした。
しかも、そのセクシーさを武器にぐいぐい歌舞伎を広めていった、マリリンモンローみたいなイメージだったので、猿若の後ろに控えてるのはちょっと意外でしたね
勘九郎さんがしっかり主人公。
小物を使った(房とか)踊りがうまいよねえ
今回は用意してたのにオペラグラス忘れる😣
でも若衆の鶴松くん、見てすぐにわかりました
今回は若衆6人で同じ踊りをしてたんだけど、並んでみると鶴松はすごく遅取りですね
戻籠色相肩
途中から周りの沈没率がすごかった
松緑さんが途中でかぶる白い帽子、1月に巳之助さんも途中でかぶってたけど何の意味?
前に衛星劇場でたより役のまるるはそのままに、歌昇さんと種ちゃんで見た
この時の種ちゃんもうまかった記憶
しかし、あの時ぶっ返りしてたっけ(おい)
実は真柴久吉と石川五エ門らしいです
途中で香炉と連判状を落とす
ぶっ返りの糸を引き抜く後見さんがかっこよすぎて、それ見るために通いたいよね
ちなみに1部は両方とも花道が多め。
3階座席の市松配置は西側のみなのでそっちを選びがちですが、ホントは東から見たいよう🥺
3部
楼門五三桐
絶景かな絶景かな〜のやつ
めちゃくちゃ華やかです(主にセットが)
種ちゃん歌昇さん幸四郎さん、と若手が吉右衛門さんを支えてましたよ!
歌舞伎で隅田川といえば清玄桜姫のやつ…?
調べてみたら桜姫の弟が梅若丸で今回亡くなってしまった彼なんですね、ということは玉様は桜姫のお母さんかあ…(そして来月桜姫やるという)
日本舞踊をやられていそうな、着物を着慣れた方がたくさん来ていました
舞踊、というにはあまりにも演劇的だった
囃子方が霧で霞む隅田川の上にぼうっと浮かんでいて幽玄の世界が広がってました
しかし3部、1時間ないんですよ
2部は2時間半だからなあ