すきなもの雑記

話したいことを話したいだけ

観劇

新春歌舞伎公演 国立劇場「遠山桜天保日記」

松の内に観劇はできませんでしたが、年の始めを寿ぐ空気で満ちていました 1月の国立劇場、一番好きかもしれません。がしっと長くて内容はそこまで固くない。劇団にも抜群の信頼があります。 今回のお芝居は遠山桜天保日記です あらすじ 遠山の金さんは芝居好…

令和5年 新春浅草歌舞伎2部

新春浅草歌舞伎が3年ぶりに開催されました。 今回、出演者は1部と2部でぱきっとわかれています。 私が見たのは2部 吃又・連獅子 の2本です 浅草公会堂は改装が終わり、端に手すりが付きました。その関係で2階席各ブロックの端は当日券扱い。試しに座ってみた…

予想外の好演「井筒装束シリーズ 詩楽劇 八雲立つ」

2022年の最後に東京国際フォーラムホールBで行われた公演に行ってきました 冠についているJ-CULTURE FESTは年に1度行われているイベント?のようで、過去の演目を調べたところ歌舞伎役者だけでなく俳優さんや元タカラジェンヌ、音楽家の方などが出演してい…

しみじみと組子の実力が染み渡る 月組KAAT「ELPIDIO」

月組の別箱公演「ELPEDIO」を見てきました 個人的な感想ですが、別箱のチケットは友の会では全然歯が立たないものの、公演するホールのチケットページなら比較的取りやすい気がします。さらに今回は評判の良くない立見席を積極的に取りに行ったのでなおさら…

13代團十郎襲名11月吉例大歌舞伎

行ってきました襲名披露11月。 襲名披露用の幕 ちなみにこちらの方は過去に原画を見てます 夜の部 矢の根 曽我五郎が夢の中で十郎に会って、馬に乗って大根振りかざすよ!というお話でした…本当に… お弟子さんによる、背中のしめ縄生結び(?)があります。こ…

連れられて見たらどんな気分に…?月組全国ツアー「ブラックジャック/FULL SWING!」

月組全国ツアーの新潟公演に行ってきました 宝塚見に行くって連れられてブラックジャックだったらどうなんだろう…というくらい、絢爛豪華な宝塚のイメージとはかけ離れた作品です そもそも原作BJ自体が、子供が読むと物語の重さに「思ってたのと違う…」って…

これはトンチキではない…宝塚宙組「HiGH&LOW Capricciosa!!」

結論から言うとヅカローははまらなかったです。 ポイントが3つあって、1つめはカナのような「キミ」呼ばわりする余命のある女のコがヒロインの舞台半年以内に見てしまっていること。 2つめはHIPHOPとクラブの解釈。DJが置けない時点でこの2点を再現するのは…

アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」

アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」を見てきました。演出はアントニオ・ガデスとカルロス・サウラ。カルロス・サウラは映画「フラメンコ」の監督です。映画「フラメンコ」は本来土着の文化であるフラメンコを現代的な解釈でとらえ、乾いた空気感とロマの…

観客はちゃんと見ている(寝ながらも) さよなら国立劇場10月「義経千本桜」

国立劇場10月公演の義経千本桜通し上演を見てきました 通しと言うと「観客が」1日で演目を通すパターンもあると思うのですが、今回は「菊之助さんが」通すパターンなので3つのプログラムを日程ごとに上演していきます Aプロ 鳥居前・渡海屋・大物浦(二段目) …

思い起こすは文化祭の狂騒 平成中村座「十月大歌舞伎」

平成中村座に行ってきました 浅草寺の裏へ回ると平成中村座のテントが見えてきます。小さな門をくぐると物販の出店が数軒並び、靴を脱いで芝居小屋に入ります。なんだか文化祭の出し物のような雰囲気。みんなのわくわくが伝わってきました。私が見た日は気温…

長い旅の終わりに…宝塚月組「グレート・ギャツビー」

演目が発表されたのが昨年11月。小説を読み、映画を見てこのやるせなくも美しい世界に魅了されここまでやってきました。組の人事ではありちゃんの組替え、退団者。コロナ関連ではSS席日の中止、全て段取った母の初観劇日の中止などでムラ公演分全消え… それ…

令和四年 8月納涼歌舞伎で休演に反撃の一手!

後のために覚書。2022年の夏はコロナ禍で休演が相次ぎ初日の延期や休演明けの公演中止や劇場前での中止発表など、さまざまにオタクの心を踏みにじっていきました 歌舞伎座は奇しくも8月に出演者の部またぎを解禁。それが裏目に出て休演ドミノで途中全ての幕…

能「鬼滅の刃」からアニメ「鬼滅の刃」へ

観世能楽堂にて、能「鬼滅の刃」を見てきました 観世能楽堂はGINZA SIXの地下3階にあります。行きは気づかなかったけど、帰りに銀座駅から地下の遊歩道でつながってることがわかりました。ちょっと歩くけど、夏は地上に出るよりありがたい。 「能を見る」と…

充実の大阪松竹座 令和四年7月大歌舞伎

未来の自分が読んでもわかるように… 今回の遠征は本当に綱渡りでした。 松竹座は途中まで仁左衛門さんが休演(私が見たときは復帰)。前日に行くはずだった宝塚は初日延期、歌舞伎座では前の週末に突然3部とも中止に。他にも延期や当日中止決定の興行が相次ぎ…

あっちもこっちも動くから 国立劇場7月歌舞伎「紅葉狩」

これまた7月の話 国立劇場歌舞伎鑑賞教室 紅葉狩に行ってきました 紅葉狩 あらすじ 紅葉見物に出掛けた維茂一行、途中で華やかな姫の一向に出くわし、ひょんなことから酒宴の席に混ざることに。維茂たちが酔いの眠気で寝入ってしまうと姫が何やら不穏な動き…

中止になって振り返る令和四年7月大歌舞伎

やってまいりました7月 7月の期待を記事にしていた↓ 5月の自分に伝えたいですね〜 わたしのギャツビー7月の観劇は飛んだよ そして歌舞伎座は全部閉まっちゃったよ ギャツビーはですね、SS席3列目っていうプラチナ席が飛びまして…でも早めに初日をずらした宝…

ジャパニーズハイスクールミュージカル「四月は君の嘘」

友人に付き合って富山遠征に行きました 会場はオーバードホール。富山駅の真向かいでアクセスの良すぎる立地です キャスト 有馬公生…小関裕太 宮園かをり…生田絵梨花 椿…唯月ふうか 渡…水田航生 友人に「映画かアニメは予習したほうがいいよ」と言われたので…

礼さんも(たまには)ハッピーでいいじゃない 宝塚星組「めぐり会いは再び/Gran Cantante」

今回は階段の屋根の上の席だったので、視界良好でとても良かったです 【めぐり会いは再び】 1も2も見たんですが、あまり頭に入ってこなかったので全然期待していませんでした。しかーし劇場で見ると「食聖」感があってとても良かったです。食聖大好きなので…

芸の道をどう生きるか 令和四年6月大歌舞伎

あじさいの色合いの優しげな6月のチラシ 今月は1部 車引 猪八戒 です まず車引についておさらい 菅丞相が太宰府に流されたのは自分のせいだと悔やむ桜丸が兄の梅王丸に語っていると、元凶である藤原時平が参拝へやってくる 仇を討とうとするが、時平の舎人で…

NTLiveリーマン・トリロジー

2022年のトニー賞weekに合わせてディレイビューイングが決まっており会場は満席。私は初めての鑑賞でしたが、受賞を機に見返したくなるような見ごたえのある作品でした ガラスで覆われたステージは回転することで時代や場所を転換していき、無造作に置かれた…

鶴明会@浅草公会堂

2年前の配信で鏡獅子をやりたいと言っていた鶴松くん、納涼歌舞伎の主演を経てこのたび自主公演を開催しました。おめでとうございます。 体感ですが、他のお家より自分でご準備されていたもよう…本人が場所取りの抽選に並ぶって笑。 しかしながら衣装替えの…

NTLive 「ブック オブ ダスト〜美しき野生〜」

初めてナショナル・シアター・ライブの上映に行ってきました 構成はMETとほぼ同じで幕間はリアルタイム、各部開演前にスタッフインタビューが入ります なんか主役マルコムの外見が小説の表紙と全然違うが汗 劇場の観客がやたら笑ってるんですがその理由は最…

クリスタル・スペース・オペラ 宝塚月組 Rain on Neptune

一番言いたいことはですね 谷先生、うーちゃんを見つけてくれてありがとう! 今回トレフル役のうーちゃんの使われ方が正解も正解。 まず縁太メガネにビーニーに変な柄の靴下とリュックにオーバーオールで、典型的なサブカル好きの機械オタクという外見。しか…

雪組の色って… 宝塚雪組 夢介千両みやげ Sensetional!

コメディって評価されづらいからもったいないですよね。伏線の回収もよくできてて面白かったですよ。顔が良い総太郎(あーさ)より牛みたいでぼーっとした夢さんのほうが圧倒的にモテていて、しかも女スリ、芸者、太夫、美人局と玄人ばっかり笑。しかも未遂シ…

国立劇場5月文楽公演 義経千本桜

きっかけはこれ 歌舞伎オタクになって2年、今ならそのベースを活かしてより文楽を楽しめるだろうということで行ってまいりました!結果!楽しめました!! 今回は 伏見稲荷 道行初音旅 川連法眼館 時間にして2時間くらいなので鼓の経緯から狐の登場〜その正…

晴れやかなりし祝祭 令和四年團菊祭「土蜘」

私にとっては初めての團菊祭でした…! 今月は2部から。 土蜘は先月、能でも見ました 昨年、松緑さんの土蜘では3階席に目線が飛んできてびっくりした 菊之助さんで土蜘と言えば「四天王御江戸鏑」。 土蜘と遊女の二役なんて言うことなし 今回、一人武者・平井…

令和四年4月大歌舞伎

春。忙しくしている間に4月は通り過ぎますね 1部「天一坊大岡政談」 ※後の自分のために雑記。黙阿弥の本外題は「扇音々(おおぎびょうし)大岡政談」(黙阿弥全集春陽堂版の11巻)。ちなみに「天日坊」の本外題は「吾嬬下(あずまくだり)五十三次駅」(春陽堂版の2…

盛大なる主観 宝塚宙組 NEVER SAY GOODBYE

割と主観です。ご容赦を 5組まんべんなくみていると、宙組公演で驚くのがコーラスの調和。家に帰って他組の録画を見たんですが、やっぱり気のせいじゃないと思う。 5組あって同じ人数、同じような環境、私が見る環境もほぼ同じ中で宙組は明らかにコーラスの…

令和四年3月大歌舞伎 2部3部

今更ですが3月2部3部の記憶を掘り起こし 2部 ・河内山 ・芝浜革財布 芝浜、このキャストなら絶対やってくれるだろうと思ったスーパー真秀くんタイム、ありました。かわいい孫を目に入れても痛くないとはこのことかと。おやじさまだからこその取り計らい、そ…

歌舞伎座の席に座るとそこは宝塚とみまごうばかり 令和四年3月大歌舞伎 新・三国志

良すぎて良すぎて翌週1等を買い足しました 元々スーパー歌舞伎や弥次喜多といった澤瀉屋関係の新作歌舞伎は正直に言うと派手派手しくて映像ではあまりハマりませんでした 三国志初演は見たことがありませんが、出演者インタビューで口を揃えて言われているの…