ラストスパートです
今日は渋谷にある美術館に参ります
まずは東急本店から少しのところにある戸栗美術館へ
この日も暑かったので、渋谷駅からバスに乗りました
松濤の住宅街に向かっていく緩やかな坂道を登ります
渋谷には来れど、こんな奥まで歩いたことはなかった
噂に聞く超高級住宅が(っていうか家屋の見えない塀ばかりの敷地が)並んでいます
そんな住宅街の一角にある美術館です
戸栗美術館は鍋島藩邸跡に戸栗亨氏の蒐集品を展示した美術館だそう
ご家業だった民具の蒐集はともかくとして
戸栗さんってなぜにそんなに蒐集できたのだろう🧐
wikipediaもないし、謎だわ。。
館内は落ち着いていて広くて、とても居心地がいいです
今は入館制限をしていて、前日までに来館予約をしないと入場できません
現在は今泉今右衛門に受け継がれているとか
(智美術館で見た今泉今右衛門はとっても近代的だったけれど)
鍋島の色遣いの華やかさや書き込みの細かさは伊万里と並べて見ると一目瞭然だと思いました
献上品のお皿が展示室に10枚くらい並んでいて、同じものを10枚作る技術もすごいんだけど、入った瞬間私の目がバグったのかと思ってびっくりした
今はゆっくりできないけど、ラウンジも天井が高くて素敵でした
お庭が見渡せて、おそらく蒐集品の九州の石像がおいてあり、その像が神仏的な感じもなく、優しく見守られている感じがしてほっこりします
入館料1200円がぐるっとパスで無料になりました
松濤の通り沿いに坂を登って5分ほど。
すぐ近くに松濤美術館があります。
今回の展示は「真珠-海からの贈りもの」
なーんか、不思議な建物です
1階に展示室はないので、まず地下展示室に降ります
吹き抜けに水が張ってあってきらきら輝いてた〜
地下は真珠を施したアンティークジュエリーの展示でした
実際に身につけるかどうかではなく、昔の貴族やお姫様が身につけていたと言われるとそれだけでワクワクしますよね
地下の展示室から2階に上がります
吹き抜けには1階の渡り廊下が見える
2階はミキモトのコレクションを中心に、日本で真珠がどのように発展してきたかを紹介しています
展示室の真ん中にででんとおかれている革のソファの存在感がすごかった
こんなご時世じゃなかったらゆっくり座って楽しめるのかな
入館料1000円がぐるっとパスで無料に
両方とも渋谷駅からは15分くらい歩くと思います
コミュニティバスが渋谷↔代々木上原間を走っているので、代々木上原からのアクセスも可能です