すきなもの雑記

話したいことを話したいだけ

令和二年十月大歌舞伎

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今回は

1部「京人形」

2部「角力場」

 

1部はめちゃくちゃ短いです

新悟さんの出演時間3分ぐらいじゃないか…?←

 

前半の左甚五郎が太夫に見立てた人形を彫って愛でているうちに魂が宿って…というあらすじはけっこうな変化球で、狂言を元にした松羽目物ではないけどすごくコメディっぽい

本外題は「時翫雛浅草八景(しきのひなあさくさはっけい)」(1847)で通称「銘作左小刀 京人形」ということらしい

急に後半姫と奴が出てくるけど、なんかこの急な展開…慣れたな…

日光の眠り猫の解説では、作者はあの左甚五郎で〜、みたいな書かれ方をしていて

あー知ってる知ってる、左甚五郎ね、みたいな感じでいるけど何故有名なのかは知らなかった。

現代においてまでも「あの、左甚五郎」みたいな言い方をされているのは歌舞伎のモチーフになるような、当時バズってる彫師だったからなんでしょう。

 

元々お化粧で似せているからだけど、七之助さんはまじでお人形みたい。

とはいえ棚から出てくる時は自分で歩かなきゃいけないわけで、綺麗な分けっこう怖かったな😂