ぐるっとパスで2か月めぐった感想をまとめたいと思います。題して…
注※管理人が回った35施設からの独断と偏見によるものです
まずは…
内容がマニアック!部門
展示内容に対する愛情がばしばし伝わってきたよ、という美術館博物館ベスト3
古代オリエント博物館(池袋)は、上の画像にある最初の研究員のみなさんの紹介の説明書きがとっても良かったです
刀剣博物館(両国)は博物館自体の建物の美しさもありながら、見学に来ている老若男女の熱気が印象に残っています
焼物に比べると都内での展示が少ないのが意外
郷さくら美術館(中目黒)は桜モチーフの日本画がメインの変わった美術館でした
桜の時期に行ったら目黒川と合わせて最高の気分になると思う
アガる!建築部門
一歩入った瞬間に空気が変わるような美術館博物館
国立新美術館(六本木)の広い敷地に複雑な曲線、宙に浮かんだようなカフェ、きらきらと輝くガラス…
晴れでも雨でも、行けば気持ちがリセットされます
庭園美術館(目黒)は朝香宮様のセンスが素晴らしいし、何よりお庭。
なんでもない日もスペシャルにしてくれるような美術館。
大倉集古館(虎ノ門)は個人的に設計者の伊東忠太が好きなので。
坂で隔絶された、駅からは決して近くない都会のど真ん中。
あそこだけ時が止まっている感じがする。
勉強になったな〜部門
ニッチな分野だからこそ資料館がいちばん正確な情報源だったりする
芭蕉記念館(両国)は、芭蕉がどんなルートで日本を行脚したか、何を着ていたか、とにかく資料にがわかりやすかった
新宿歴史博物館(曙橋)で初めて知ったこと3つ
①新宿界隈での富士講の広がり
②落合が当時の新興住宅地であったこと
③新宿副都心は70年代の造成で京王プラザホテルの60年代の建設写真が残っていること
横浜みなと博物館(写真は馬車道駅)における、現在の横浜港付近の造船所の分布や歴代の客船の変遷が知ることができました
コスパ部門
割引額の高かった美術館博物館
三井記念美術館は入館料1300円(今回の企画展時)
静嘉堂文庫美術館は入館料1000円
五島美術館も入館料1000円なので
この3つに行くだけでも元が取れますね
パナ汐留美術館、刀剣博物館も1000円でしたが、規模では上記同額の2館の方が良かったかなと。
まとめ
・上野、六本木の散策には不向き(対応していなかったり割引額が安い)
・だんだんスタンプラリーが楽しくなってくる
・日本の焼物に特化した美術館が意外と都内に多い
・浮世絵や江戸文化についての展示も多い
・1日に複数回る場合は早起き必須。期限内の休日の予定はぐるっとパスめぐりに支配され、休みなのに疲労感が増す。とにかく歩き回るため最小限の装備になる。
・他館のチラシが全部見たことある感じになる
・ぐるっとパスに含まれていない施設も多く、都内の美術館の多さを改めて知る次第
コロナ禍で目標も見失いがちな中、
ひたすらに美術館博物館に通い、
自分と向き合い、
知らない知識を学べた事がすごく有意義でした。
またいつかやろう。