国立劇場へ観劇に向かう際、半蔵門駅で降りると、構内に気になるポスターが掲示されていませんか?
聞いたことないな、と思いつつも入場無料と書いてあるので気になってはいました
何より展示内容に興味あり
6月歌舞伎のあとに少し時間があったので寄ってみることに。
場所は国立劇場とほぼ反対側、4番出口からすぐです
なんの情報もなく飛び込んだけど、明るいエントランスと丁寧な学芸員の皆様
どうやら真如苑という宗教法人が運営されているらしい
普段の美術館の対応、お寺の雰囲気とは違いすぎて、入った瞬間ひるみました
新しくてとてもきれいなミュージアムです
3階のミニシアターの上映がもうすぐだと言われたので、まず3階でガンダーラについての映像を鑑賞、仏教の広がりとか興味あるジャンルだったので見入ってしまいました
その後地下1階の展示室に向かいます
天井が高めの靴音が響くようなしっとりとした空間で、思ったよりも見学者が多かったです
そして、細長い展示室なんですが
突き当りに運慶作(推定)の大日如来坐像があります…!
以下、wikipediaより抜粋
2008年3月、海外流出が懸念されていた鎌倉時代の仏師・運慶の作とみられる「大日如来像」(2009年、重要文化財指定)が、ニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられた。真如苑は三越に依頼して1430万ドル(約14億円)で落札した。文化財としての調査と展示のため、その後7年間東京国立博物館に寄託された
丸くふっくらとした顔に少し中央に寄った目。しかしながらその目を開けば今にも動き出しそうで。
後ろにも回り込めるのでじっくり堪能しました。
半蔵門にこんなスポットがあるなんて知らなかった!
また会いに行きたいと思います