いやー、面白かったですね!
とにかく没入感がすごい
後半の公開を待てるなんて幸せすぎる
IMAXが間に合うならもう一度劇場で見たい
あらすじ
アトレイデス家は皇帝からの命で砂の惑星と呼ばれるアラキスを統治することに
そこには先住の民フレメンがサンドワームから身を守りながら暮らしている過酷な土地だった
アトレイデス家の子息ポールは母から不思議な力を受け継ぎ夜な夜な青い瞳の女の夢を見る
ドクターの裏切りからハルコンネン軍の侵入を許し、アトレイデス公爵は殺される
母とポールは屋敷を脱出し、砂の大地に生きるフレメンの元を目指す
小説原作、何度かの映画化があったとのことですが、このアートワークは受け継がれてきたものなのか…とっても素敵です。
特にポールの居室
ダークな色調の彫刻(?)の大きな壁掛け
サイドテーブルに置かれた、小さいけれど重そうな闘牛の置物
天井が高くて、だけど無機質すぎない室内
インテリアに関してはスリランカのジェフリー・バワのからインスピレーションを受けているような気がしました
シンプルで硬質で金属的だけどどこか温かみを感じるような。
https://stworld.jp/feature/LK/bawa/
(バワ建築を紹介しているページがあったのでお借りしました)
おそらくアトレイデス家はスペイン系の流れをくむ家なのではないのかと思いますが、書類に蝋の印章の指輪を押したり長いテーブルで食事をしたり、SFでヨーロッパの伝統を感じられるような風景を描いた作品を見たのは初めてで意外にもマッチしていて良かったです
宇宙軍艦や静かな宇宙の描写は繊細で美しく、SFの世界観に没入できました
アトレイデス公爵が囚われて全裸でテーブルに縛られているシーンの一連…
あんなに退廃的で美しいカメラワークありますか!?!?
地球が舞台でも見たことないのにまさか砂の惑星で…
その前の、侵略の前の静けさからドクターユエの告白も含めて素晴らしかったです
斥候として先にアラキスに入るダンカンやフレメンの一行はじめ、みんな強くて冷静なんですよね
何ならハルコンネン男爵ですら冷静沈着に気持ち悪い感じ。
お母さんもとにかく強い!
チャニの見せ場は後半だろうけど、とにかく風呂敷がたためるのか楽しみだな〜