すきなもの雑記

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令和四年3月大歌舞伎 2部3部

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今更ですが3月2部3部の記憶を掘り起こし

2部

・河内山

・芝浜革財布

芝浜、このキャストなら絶対やってくれるだろうと思ったスーパー真秀くんタイム、ありました。かわいい孫を目に入れても痛くないとはこのことかと。おやじさまだからこその取り計らい、それに応える真秀くんもさすが。

私は今回初めて見た演目ですが、おそらくみなさん何度もやっているはず。歌舞伎家話で松也さんが言っていた「稽古を全然しないまま本番を迎えるのに、幕が開くと全員完璧にできるやつ」なんだろうなと思いました。空気がそんな感じなの。

落語とは最後の展開が違うようなので落語も聞いてみたいですね。

にざたまとはまた違う菊五郎時蔵の夫婦感が良い。

 

3部

・輝虎配膳

石川五右衛門

輝虎配膳には十種香と同じような面白さを感じました。セットも似ているしね。ストーリーの中に「謎」があり、キャラクターがはっきりしており、盛り上がりがあります

雀右衛門さんは今回も琴を実際に弾いていて、スゴイ!かっこいい!芸達者が大好きなので、こういう場面でやるかやらないかは満足度が変わってきます

そして輝虎の太刀を琴で受け止めるという。何だそれは!?って感じですが、かっこよかったです

越路は三大婆の一人らしく、同じく三大婆の微妙よりもっと「食えない」婆だなと思いました

 

石川五右衛門は楼門を吉右衛門さんで見て以来。通し(なのか?)で見るのは初めてでした。

宙乗りのつづらの仕組み、どうなってるんだろう…3階で見ていたんですか、宙乗りの高さが、万が一落ちてもひどくならないように階のすれすれを飛んでいるように思えて、見ていて逆にハラハラしました