毎日暑いですが、ぐるっとパスの期限は容赦なくやってくる…
というわけで日比谷〜六本木周辺を回ってきました
夏の涼にぴったりの涼しげな色合い
この技法、葆光彩磁というそうです
出光創業者の出光佐三氏は波山と懇意にしていて、焼き上がりが気に入らず割ろうとしていた茶碗を勿体なく思って譲り受け、銘「命乞い」と名付けるなんて、洒落てません?
生涯にわたり作風を変化させていった波山の色とりどりで豊かな陶芸とスケッチに触れることができます
さて続いては、前回ぐるっとパスめぐりの際には入れなかった六本木の泉屋博古館(せんおくはくこかん)東京へ
住友家の収蔵品を管理展示している泉屋博古館(京都)の東京分館だそうです
今回の展示概要は住友15代当主が現地在住画家に依頼し蒐集した西洋絵画です
…果たして蒐集の選眼はどうだったのか?松方コレクションなどと比べると有名画家は小品が多い感じですかね、洋画が不勉強なので自分が知らないだけかもしれませんが。
気になったのはやはり常設展示っぽい須磨別邸の写真と模型図。
https://www.nikken.jp/ja/insights/corporate_history/02_04.html
めちゃくちゃ素敵じゃないですか…
もう脳内で彩色できそうなくらい妄想が捗る
上野の岩崎邸がほぼ同時期の竣工らしいのですが、ちょっと生活感が違いますよね。須磨別邸のほうが居心地良さそう。
あと、泉ガーデンタワー自体が住友家の土地だったもよう。泉屋=泉ガーデンってことなんですかね
炎天下の中、花壇がこれ以上ないほど見事に手入れされていました