すきなもの雑記

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ジャパニーズハイスクールミュージカル「四月は君の嘘」

友人に付き合って富山遠征に行きました

会場はオーバードホール。富山駅の真向かいでアクセスの良すぎる立地です

 

キャスト

有馬公生…小関裕太

宮園かをり…生田絵梨花

椿…唯月ふうか

渡…水田航生

 

友人に「映画かアニメは予習したほうがいいよ」と言われたので映画を見てから行きました。映画は親子の葛藤を主軸にし、ミュージカルはクラスメイトやコンクール出場者にフォーカスしているようでした。原作のマンガに沿っているのかもしれません。

舞台装置が階段しかなかったのですが、小道具で椅子を追加したらすこしメリハリがつく気がしました。コンクールの場面が結構あるので。あと、有馬公生の母が役として無いのはどんな演出意図だったんだろう…車いすがひとりでに舞台を進むのはちょっと怖かったです笑

作曲はフランク・ワイルドホーン氏で耳馴染みのいいメロディ。

歌唱が得意じゃなさそうなキャストもいたので、リプライズを増やしてメインの曲数を少なめにしたのかなーとか思っちゃいました。アンサンブルは沢山歌ってました。

ワイルドホーンが新作にできそうな作品を探していて、マンガから実写映画とアニメでメディアミックス展開している本作にたどり着いたそうです。たしかに広がり方はデスノートに似てますね。脱線すると、ハガレン2作目の映画を作るのもこういう論理の元で成り立つのかもしれない…いつかミュージカルになったりして。いや、ハガレンは歌舞伎のほうが適性があるか🙄

じゃあこれが再演を繰り返して海外に持っていけるか、というとどうなんだろうと思ったけどもしかしたら。新人の登竜門ミュとして、ドラマで言うところの金八先生やごくせん的な存在であれば可能かもしれない。将来の新人インタビューで「四月は君の嘘」に出るのが夢でした、みたいな感じになって。作品がそこまで育てば海外で楽しんでもらえるかもしれないですね。ピアノもバイオリンもよく知られている題材だし。

四季を意識したストーリー展開だったので、ボタニカルなステージ作りをしたら日本らしさが出て良いかも。芝居で伝えたいものは普遍的なものなので、ぜひ再演して続けていってほしいなと思いました。