前回の記事は大阪松竹座の感想でした
今回は前後で巡った道をば
朝8時半に神戸空港着。宝塚が休演なので何をしようかと考えながら到着ロビーを出る。
と、圓教寺の杉本博司インスタレーションのチラシがモノレール乗り場に。
今回みたいなチャンスがなければ姫路まで行くことはないだろうってことで大阪に向かう予定から反対方向の姫路へ。
圓教寺は書写山という山の中にいくつもの伽藍を配置しており、同じ天台宗ということから比叡山と似た雰囲気が漂っています
姫路駅からバスで30分、書写山のロープウェイに着きます。ロープウェイを登ると圓教寺の入り口があるだけで、ここからメインの摩尼や講堂エリアへは勾配の激しめな山道を20分ほど歩きます…入り口↔摩尼殿を500円で往復してくれるマイクロバスがあるんですが、ケチって歩き始めたところ山道でまあまあな雨が。結局帰りの片道で500円払う羽目になりました笑
摩尼殿の軒
大講堂は霧の中で幻想的
この講堂は向かいの常行堂の張り出し舞台から雨宿り中に撮らせてもらいました
ガラスの中に作品を閉じ込めて阿弥陀如来を囲んで配置しています
普段は常行堂は入れないんだそうです(撮影可でした)
静かな雨の中で、とてもいい時間が過ごせました…が、仏像の保護は大丈夫なんだろうか?湿度とか。
さて、今夜の宿はなんば駅直結のホテルロイヤルクラシック大阪です
すごい外観。設計が隈研吾氏、フロントなどはアート推しでしたがモダンめであんまりピンとこなかったです
一方お部屋は使いやすくて新しくて、いわゆる普通のホテルです。
ここで、今日の和菓子をさせていただきます
高山堂の冨もなかです
冨もなか(求肥入) 5個入 - 和菓子想い。高山堂 公式オンラインショップ
神戸空港を出る前に購入。パッケージが可愛くて、冨の文字が入った最中。中にあんこと求肥が入ってます(中身はホームページをみてね)
翌日、松竹座に行く前に四天王寺へ朝さんぽ。
聖徳太子の番組を見ていると頻繁に出てくる四天王寺。でも最寄りの駅は天王寺。
塀の中に施設が南北に一直線上にならんでおり、この伽藍配置を四天王寺式と言うらしい。法隆寺とは違いますね
ここで一番感動したのは中村岳陵による金堂壁画。
一面にブッダの生涯が描かれているんですが優美な線の細さとインドの豪華な宝飾品と夢のような儚さですーごくすてきだった。本尊越しに見るとなんだかVR体験でもしているみたい
大阪の街って商店街のベースカラーも色とりどりで歩いてるだけでとても可愛い。なんばのアーケードで551HORAIの肉まんに並んで、北浜のカフェで涼んで、今井のおうどんを食べて、今回の遠征も楽しかった〜!次回は阪急うめだのダマンフレールに行くんだ〜!と、関西の楽しさを知った遠征旅でした