星組「王家に捧ぐ歌」の記事でオペラのアイーダが見たいと騒いだ私
東劇でMETのアンコール上映があったので絶好のチャンス
凱旋行進曲ではないけど…だってセットがこれですよ
世界観が素敵すぎる
バレエ・リュスが今もあったらなーって思っていたけど、この美しい舞台はまさに現代のバレエ・リュスかも…
ところで、フィギュアスケートの楽曲などでおなじみのトゥーランドットですけど、そういえばあらすじは全く知らない
トゥーランドットのあらすじ
トゥーランドットは中国の美しい姫。求婚者が後を絶たないが謎かけに答えられなければ容赦なく殺す残忍な姫。そこに現れた名もなき男は謎を解き姫と結婚する権利を得る。姫は苦し紛れに朝までに男の名がわからなければ国の民を殺すと言い、民は男の名を知る旅の女に名を告げるよう詰め寄る。女は名もなき男を愛するゆえに自ら命を絶ち、トゥーランドットは男からの口づけで愛に目覚める…
(ちょっと「桜の森の満開の下」の夜長姫を思い出しました)
プッチーニの空想シルクロードおとぎ話を現代の財力と技術力で舞台化するとこうなるんですね、興奮。
このとても大きな円形のようなセットは設置されたままです。照明を変えたり舞台上の人数を増やしたり減らしたりして場面に変化をつけています
今回名もなき男カラフ役の方は韓国の方でした(たぶん)。トゥーランドットの周りの踊り子役はアジア系の役者さんで固められていたように見えて、層の厚さを感じました。
とにかく、ストーリーの中で知っている旋律が聞こえてくると泣いてしまう。「誰も寝てはならぬ」ってどういう意味だろうと思っていましたが、今回初めて知ることができました
METの今シーズンはまだ何作か気になっている作品があるので、時間が合ったらまた見に行くかも。
ちなみに、東劇の椅子、リニューアルしましたか?いい感じに弾力があって、高低差無しの細長いシアターですが快適に見れました
ところで、月組で「カラフとトゥーランドット」っていうタイトルの演目があった気がするんです。
見てないけど、ネタバレがすぎる…
逆に気になってしまう…