コレクションの系統がとっても好みな三井記念美術館。円山応挙の収蔵品を中心に、牡丹や瑞鳥、七福神をモチーフにした作品を紹介しています
三井記念美術館は展示室の関係で、前半は焼物や工芸品などが展示されます。日本も唐も吉祥のモチーフが同じというのは興味深いですね。仏教の伝来によるものか、文化として独立して発展していたのか。
中盤に茶室如庵が設置されています。その中に可愛らしい兎の茶碗が。
終盤は広い展示室になり掛軸や屏風が展示されています。今回のメインは円山応挙の「雪松図屏風」。広い展示室の正面で雪の積もる松を下から見上げているような感覚になりました。室内にいながらも冷たい風を感じられるようです。
永楽保全の鳥の香合が小さくて色も可愛かったです
今では考えられないような技ありの可愛いものに出会えるのが美術館博物館の面白いところですね。最後に小さな展示室がおまけのようについているのもこの美術館の素敵なところです。
日本橋エリアなのでお散歩するにも最適です