團十郎さんは演目を選ぶタイプですが、座組自体は充実していると思ってます。今回は平日に昼の部を観劇したのでその感想+αです
まず最初に関係ない話なんですが、平日の東銀座のランチ待ちの行列やばくないですか?チョウシ屋に寄ってから演舞場に向かったのですが、歌舞伎座裏のYOUと花山うどん、イタリアンや定食屋さん?など裏通りに何軒も開店待ちの列ができており驚きました。表はインバウンドの観光客ばかり、裏通りはほぼ日本人の行列。なかなか面白い現象でした
話を戻して、昼の部は仮名手本忠臣蔵の大序から六段目までを2時間半で駆け抜けていきますが、正直割愛された箇所に部分に思い入れがあまりなかったので、話がわかりやすくなっていてよかったと思います
今回初めて気がついたのが四段目の塩冶判官と由良之助の関係でした。由良之助の到着を何度も尋ねる所が涙を誘う…過してきた時間の長さが見えるようでした。相手が團十郎さんなのに、やっぱ梅玉さんすげーぜ。大序で顔世御前に言い寄る團十郎さんの師直も良かったですよ。
五段目はともかく、六段目が今回はけっこう眠かったです。歌舞伎を観るようになって、同じ演目でも眠くならない場合があると悟ったので今回が眠かったということですね。
足利直義の種ちゃんは雅でよかったです。で、もう一役は夜の部なんですね。一番好きな七段目も夜の部。おかるが児太郎さん、平右衛門は歌昇さんなので、どうにかして夜の部が見れないかなと考えてます
團十郎さんを見ていると、大体誰でこの役見たいかな〜って考え始めるんですが、今回はすぐに通し上演があります。出演者は決まっていますが配役は現在まだ未定です
出演者を見てみると、
が揃っています。けっこう豪華で、通し役だと役がまわってこなさそう
希望では、昼の部は主力
由良之助 幸四郎
塩冶判官 勘九郎
顔世御前 七之助
五段目から七段目は若手で
由良之助 松也
おかる 右近
勘平 隼人
平右衛門 巳之助
と勝手に予想しておきます
演舞場の四段目のバディ感が良かったので幸四郎さんと勘九郎さんで。七段目は本当にこの3人で見たいです
でもこれが実現したら十一段目に大幹部が集合してしまう。ダブルキャストとかにしないと勿体ないですね。配役発表が楽しみです