国東半島…六郷満山の地、大いなる浪漫…ということで、2泊で国東半島に出かけました。ざっくりとしたきっかけは「見仏記」で読んで知らない土地だったため行ってみたくなったのです
梅は咲いていたりいなかったりの時期
今回の行程は
大分空港〜由布院〜別府泊
別府〜国東半島観光ツアー〜別府泊
別府〜杵築観光〜大分空港
こんな感じで進んでいきます
というわけでホテルチェックインの前に由布院へ観光です。ものすごい観光客の数!時期的に関西の卒業旅行の学生さんもたくさんいましたよ〜!
由布院は宿泊しなければ駅前から歩いて15分ほどの金鱗湖がゴール地点のような感じです。まずは途中にあってMAPでも気になっていたコミコアートミュージアムへ
有名作家の作品がたくさんあったけど、どうしてこんなにコレクションがあるのかは謎でした…30分〜1時間くらいゆったりできます
金鱗湖の周辺は亀の井別荘という旅館があり、併設の喫茶やお食事処で食事をすることもできます。お土産屋さんもあったので良い立ち寄りスポットでした。
お食事処の外観。週末だったので混んでました
私たちは湖畔のCAFE LA RUCHEで休憩
大分産はちみつのハニートースト
タイミング的に人も少なく、景色も(いつも通り天気も良くないので笑)北欧みたいでゆったりしました
今回の旅程では特別列車は選択しなかったんですが、九州といえば列車天国
ゆふいんの森(緑)と普通列車が並んでいるだけでも可愛い。ディーゼルカーなのも関東とは違います。由布院を後にし、別府に到着。少し歩いたところにあるREX HOTELに2泊です
新しくて綺麗だったし、友達は畳スペースがあるのが気に入ってました
2日目は国東半島観光ツアー
このツアーありきだったため、集合場所合わせでホテルも決めたのでした
まずは別府から1時間ほどの宇佐神宮へ
全国の八幡の総本社だそう。ガイドさんがとても詳しくてなぜ宇佐に総本社があるのか解説してくださいました。さかのぼってヤマト王権の時代なんだって。でもやはり京に都が置かれると参拝に赴くには遠く、京都にも八幡宮を作ったと説明されていました
宇佐神宮を後にし、両子山の中に入っていきます
ここは国宝のお堂がある富貴寺
里山の春、という感じでした。木瓜や梅が咲いていて暖かくのどか。ただし、お寺の檀家は減りつつあり、維持ができなくなるのも時間の問題だとか。堂内の柱のなどはその昔子どもたちが遊び場として使っていたため薄れているんだって。まあそれも仕方ないよねと思いました。
向かいの食堂でおそば
真木大堂で真木大堂公式サイト|「幻の大寺」で「日本一の仏像」に出会うで大型の像を鑑賞し、30分の山登りで熊野磨崖仏へ。ここの石段、拝観オタクとしてはヤング層の自分でもけっこう危なかったです。ここも逸話があって、鬼が一夜で作り上げた石段だとか。で一段足りずに逃げちゃったような話をされていました
磨崖仏。なんだか可愛いぞ
天気が悪ければぜひミステリーの舞台などになっていただきたい!
ガイドさんが日当たりがいいのでここの蝋梅は3ヶ月くらい咲き続けてるんですよって
本当に天気のいい日でした
さて、最後は念願の両子寺
阿吽像の威圧感がすごい
堂内は意外と庶民的でした
奥の院まで行けたらよかったんですか、今回のコースは路線バスのない区間なので観光バスじゃないと来れない…!ので仕方ないですね。別府交通センター発着で1日でこれだけ回って5000円くらいでした
さて、発着場所の別府交通センターですが、ここがお土産天国でやばい
車の方はぜひ立ち寄ってほしい
大分のすべてがここにあるって感じです笑
夕方にツアーが終わり、別府の温泉街に足を伸ばします
足蒸しなどを行いつつ、夜は更けていきます
翌朝。ホテルの大浴場は屋上にあるため日の出が綺麗に見えました
チェックアウトして竹瓦温泉へ
道後温泉みたいな木造の共同浴場。地下に浴室がありますが吹き抜けになっていて明るかったです
その後は別府の駅周辺でまったり
別府市街は猫の多い街でした
空港に向かう途中の杵築駅で下車
城郭からは杵築の町並みが見渡せます
ここがハイライト
歩いていると気にならないけど、写真で見るとすごい勾配…!
六郷満山の地巡り、とても楽しかったです