なんだか良くわからないままに大谷とデコピン見てきました(嘘)
(画像お借りしました)
演目としては松竹梅湯島掛額に近いような、あちらは八百屋お七をベースに、こちらは助六をベースに、入れごとありシリアスありで2時間くらいで楽しめるストーリーになっています。ちなみにおやじさまの黒手組を録画してあったので見直したのですが、矢ガモでした笑。あとどう頑張っても番頭がおやじさまの二役に見えなかった。さらに伝次と白玉の海老蔵(当時)&菊之助が絵のように美しくてため息…など、いろいろと見どころがあります。今回ははしよねでした。黙阿弥が小團次の芝居っ気を活かすために権九郎と助六の二役にしたんだとか
後半は助六をなぞるような展開ですが、敵役が意休ではなく鳥居新左衛門なる方です。やな奴レベルはほぼ意休と一緒ですが。そして御所五郎蔵もなんだけど、どうして江戸時代のモテ男は尺八を背負っているの?現代のギターみたいなものなの?バンドマンかっこいい的な感じなの?謎は深まるばかりです。
今回に関して言うと大詰のセットが大人しめだったかなと。映像だと里見八犬伝のような屋根だったので派手派手しかったです。湯島掛額もラストが人形振りだから見応えがあるので、もう少しわあっとなるセットだと良かったな