このCGの色合いや質感がとても気に入っていて予告の時点でどんな話だろうが見に行くのは決めていました。そして、この素晴らしい3DCGは日本の技術なのか!?と。人間の描写にどうも日本ぽくないものを感じて、エンドロールを見て思い出しました
これを…
そう、日本ぽくて日本ぽくない違和感は東南アジア作画。
しかしながらどうぶつたちの動きが可愛くて可愛くて。ポリゴンぽいつるっとした質感かと思いきや、寄りになるとライオンくんにほわほわの産毛(?)があるんです。ぞうくんとのツーショットが大きい者同士の悲哀で可愛いしペガサスちゃんは大人で可愛いしワニくんとひよこちゃんコンビも良いし、あっと驚く展開もあり涙あり笑いありで良かったです。ピンクのわたがしも、食べた事があればわかる絶妙なベタベタ感。映像を見ながら、私はゲームをしないのでわからないけど最近のゲームはこんな感じなのかなぁと思ったりしました。ゲームのムービーが長めに続いているような。カメラワークもぎゅんぎゅん動いて、どちらかと言うと短尺で見せるような構図を多く感じました。ダイナミックではあるけど寄りも多かった(可愛いから問題ないが)。作中で兵士が可愛いどうぶつたちにメロメロにされてやられる場面があるんですが、ライオンくんをモフモフしたすぎて私もあの場面でやられました。他社お菓子たちの友情出演も嬉しい。ポリンキーが活躍してました。謎な設定もいくつか出てきますが、きちんと終盤に向けて回収されていきます。
広げた風呂敷をきちんと畳む単発アニメ作品が大好きなのでとても良かったです。平日夜でしたがそこそこの客入りでした