前回ゴースト&レディの際は場内撮影できなかった気がするんですが、今回はウェルカムな感じでした
「え?いいの?」って感じで恐る恐る撮ったので、ぜひSNSのどなたかの1階席の写真を見てほしい
前回もランプが配されて素敵な客席でしたが、今回はガラッと違ってSF系アトラクションみたい。音声も機械っぽくて雰囲気からBTTF。四季は役者さんに対する知識がゼロなんですが…ベテランに対するファンの信頼が厚い気がする。これまで見た3作とも若手の方ではなく演技巧者のベテランの方の舞台掌握力が高かったです。そこがちょっと歌舞伎っぽい。BTTFのストーリーはマーティが主役ですがドク(私が見た日は阿久津陽一郎さん)のナンバーが多く、単純にかっこよかったです!SFジャンルがすごく好きなので恋愛要素よりも時を超えた友情にぐっときました。私にとっては映画シリーズは一昔前の作品で、映画が好きだった母親も青春グラフィティ色の強い本作は興味の対象外だったようで、よって当時の私も見る機会がありませんでした…もしや母、ハリソン・フォードが好きだった説はある。インディージョーンズとスターウォーズは見ているので。ストーリーやキャラクターの造形は今見ると何だか…西洋ドラえもんみたい笑。現代日本でこの人物造形をしたら炎上の前に即ボツになりそう。
それはしておき、デロリアンのタイムスリップシーンは大興奮でアトラクションそのもの。わたしは前のめりで見ましたが明滅と音響が激しいので苦手な方は対策をしたほうが良いと思います。プロムエピソードがありダンスシーンも大迫力。ラストに驚きの仕掛けもあり、終演後に「あれってどうなってた??」と話題持ちきりでした
あと、勘違いかと思ったけど四季では今回初めて生オケでした(軽く調べてきたらやっぱり他の演目は基本録音っぽい)。開演前にコンダクターがオケピに立つのって格別ですね。そして冒頭に生オケであのかっこいいテーマソングを演奏するので、映画のファンは嬉しいんじゃないかな。コストはかかってると思いますが正直もう一回見たいし、舞台の好きな方には全力でオススメしています。演者はもちろんのこと(私が見た回は全員映画キャストと合ってた)、装置や客席の演出に至るまで考え抜かれていて、素晴らしかったです