すきなもの雑記

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パディントン 消えた黄金郷の秘密

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パディントンの劇場版映画第3弾を見てきましたー!

過去2作とも非常にまとまりが良く、映画の適切な風呂敷のお手本にしたいくらいのシリーズなんですが、今回も舞台を南米に移し2時間で笑って泣いてハラハラするエンターテイメントでした。インディージョーンズさながらのアクションと謎。そしてあたかも現実にありますけど?という感じで描かれる老グマホーム笑。そしてクルーズ船の内装が素敵でした〜!急流でバラバラにならないなら乗ってみたい。ルーシーおばさんを広大なアマゾンの中から見つけ出すという無謀なミッションだけど諦めずに立ち向かうパディントンです。パディントンシリーズの良さは、彼の実直さなんですよね…人間に合わせて作られた社会はクマではままならないこともあり。それでも実直に向き合っているところが、おそらくヒトなら煩わしく感じる部分もクマであるため真理だけが浮き彫りになるという。今回の映画でも冒頭にままならなさを描き、それでも彼を迎える街の良心があり…心が狭くなっている自分を立ち返らせてくれるなーと感じています。着ているコートがピカピカでなくほころんでいるのも良くて、制作陣のこだわりを感じます。この1作だけでも充分楽しめるんですが、ラストのパディントンの決断でブラウン家との出会いのシーン振り返ってくれるので、順番はともかく見ておいたほうが良いです。寒くて知らない世界で行く場所もなくて…そんな時に声をかけてくれた一家だったから、パディントンの物語は続いていくんですよね。次作も楽しみです

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グランドシネマサンシャインのカフェはパディントンになってました。ロンドンの描写も好きな作品です