サントリー美術館「虫めづる日本の人々」を見てきました
今回はポスターのアートワークがすごく素敵なんです。あえて作品より、華やかな色使いにして
サントリー美術館は日本の工芸品の収蔵が多く、中でも江戸時代の日用雑貨は普段からたくさん展示されています。今回も簪や櫛の細かい飾りのものが美しかったです。縁日を描いた歌川国貞の浮世絵では虫籠はもちろん金魚の桶や植木の鉢など当時の様子が見えてわくわくしました
虫、と一口に言ってもモチーフとして頻出するものは限られています。蝶、蜻蛉、蜘蛛が吉祥として登場が多い。きりぎりすやカマキリも登場します。フォルムが鋭くてかっこいいからでしょうか。きりぎりすといえば映画「ラストエンペラー」のラストシーンで登場しますね。文化や習慣はいずれ失われてしまうけど、花や鳥や虫は今も昔も変わらない姿を見せてくれていることに気付きました