すきなもの雑記

話したいことを話したいだけ

北斎と歌舞伎@すみだ北斎美術館

北斎美術館に行ったのはGWの天気の良い日 公園で子どもたちが遊び、とても良い休日でした 今回行ってきたのは「歌舞音曲鑑」展です やはり資料館としての役割もあるため、規模の小ささを感じさせない情報量ですね…! 個人的には「雀踊り」という、江戸で流行…

茶の湯の美学@三井記念美術館

展示のテーマとは直接関係ないけど、この右下にあるのが三井記念美術館所蔵の志野茶碗「卯花墻」で、私はこの作品が大好きです。素朴で温かみがあるというか。ここにしれっと入れ込んでくるのもちょっと面白い。国宝なので美術館も見てみて〜、って感じなん…

大吉原展

発表当初に物議を醸していた芸大美術館の「大吉原展」に行ってきました 私はデザイン分野のことはよくわかりませんが、一般の美術館の観客として、開幕前の炎上に関してはメインビジュアルがシンボリックすぎたのかなと思います… 展覧会の序文は誠意を感じま…

石段は霧に濡れて…高松倉敷さんぽ

曇天女が通りますよ〜松山さんぽに引き続き、晴れ間はありません 今回はフェリーなので揺れもなく到着しました ついたのは… 直島です。南瓜は映り込みがありすぎて載せることを断念 さて、時間の関係で地中博物館に向かいますがここで覚書。バスはつつじ荘で…

おみやげいっぱいにして帰りたい…高山さんぽ

突然ですが高山って憧れですよね、山深くて関東からも関西からもちょっと行きにくい土地。飛騨の木工職人を登場人物にして私が夢中になった新作歌舞伎が〈贋作 桜の森の満開の下〉でした。曰く、原作の坂口安吾は飛鳥と飛騨にある「飛」という漢字の共通点か…

令和六年3月大歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃」

今更ながら3月夜の部の感想です 幸四郎さんが主人公、相方のボンクラ坊っちゃんに菊之助さん、料理人喜助にらぶさん、三枚目に彦さんという大変素晴らしい配役の組み合わせです 前回も書いてますが、歌舞伎あるあるの各部のジャンルが違いすぎ芝居ですね 前…

ダーツの旅で松山さんぽ…トラブルぶくみを添えて

習い事の発表会のモチベーションアップのためダーツの旅を企画、ダーツは四国の左上に飛んだため、愛媛に行ってきました!発表会当日にコソコソとダーツを持ち込んで、先生にバレないよう楽屋で矢を放つという不届きなイベントを行ったのでした笑。 さて当日…

ホスピタリティと搾取について考えた…平成中村座@同朋高校公演

平成中村座の同朋高校公演に行ってきました 私が見た夜の部の演目は 二人藤娘 四の切 でした 歌舞伎のオタクをやってると四の切を目にする機会は割と多く、こんな私ですら菊之助さん、松緑さん、猿之助さん、珍しいところで又五郎さんや青虎さんの狐忠信を見…

わたしが一番欲しいもの…令和六年3月大歌舞伎「寺子屋」

あまりにも配役がアツすぎて昼の部は「寺子屋」のみ幕見で見てきました 【今回の配役】 松王丸…菊之助 播磨屋の意思を継ぐためニンではないなどという外野の声をよそに舞台に立つ。決意がハンパない 武部源蔵…愛之助 最近の充実がすごい。すごすぎて尊敬の域…

商業スタイルを超えて「カム・フロム・アウェイ」@日生劇場

カム・フロム・アウェイを見てきました 一般的なミュージカルとは異なる様相で刺激的な舞台でした まず、舞台転換は最小限で、ジャケットやハットなど最小限の小道具で演じ分けをします。舞台上にスタッフは上がらないので小道具を用意するのは演者たち。ま…

本阿弥光悦の大宇宙@東京国立博物館

平日に行きましたが、ものすごい人でした 「本阿弥光悦の大宇宙」 刀剣、書、焼物と一筋縄ではいかない数奇者の功績を振り返ります 刀剣に関わる京の名家に属した光悦ですが、代表作は鉛を使った舟橋蒔絵硯箱です。かさがありすぎて持ち運んだらぐっちゃぐち…

すぐそこにある悲しみ…令和六年猿若祭2月大歌舞伎

遅くなりましたが、可愛い可愛いお光ちゃんの書き置きを。 〜お染久松物の前提〜 歌舞伎用語案内 歌舞伎のストーリーには底本にしている「設定」が多く、お染久松もその1つですよね。丁稚の久松が奉公先のお染と恋仲になり心中する、という実際の事件を元に…

宝塚星組「RRR/VIOLETOPIA」

あれだけ激戦と言われていた星組RRRをイープラス貸切のおかげで見ることができました。しかも会社の後輩とお互いで当選。イープラスはスマチケだし1名のみで場内も静か。公演の割と直前に抽選が始まるのでとても重宝してます 【RRR全体】 原作映画は視聴済。…

シリーズわたしのご贔屓さん 中村種之助〜紀尾井町家話 聞き書き〜

種之助さんは私がはじめて見たナウシカ歌舞伎で、初見で「あ、好き」となってその場で名前を覚えて帰った役者さんです。(ナウシカ歌舞伎のディレイビューイングでは配役とあらすじと人物相関図をつけてくれていました) 種之助さんの強みを説明するなら ①立役…

本質に立ち返って…ヤマトタケル@新橋演舞場

本当は團子ver隼人verで1枚ずつ持っていたのですが、体調が悪い日に重なりはーさんは断念しました。 今後見る機会が生まれその時にまた印象が変わることを願いつつ、正直なところ、すべてが華美で過剰で「重たい、暑い」というのが全体を見た感想です。 今ま…

充実の座組で道頓堀も大混雑の巻 立春歌舞伎@大阪松竹座

日帰りで大阪松竹座に行ってきました なぜなら… ①安くて良い席が残っていた(発売日にもぎ取ったわけではない) ②見たい演目がかかる ③役者が豪華 今回は別名中村壱太郎奮闘公演でしょうね。連獅子以外でほぼトップコンビ役どちらかを努めていました。米吉くん…

区切りの場としての新春浅草歌舞伎

現座組ではラストとなる新春浅草歌舞伎に行ってきました まずは演目を見てもらいましょう 十種香、私は好きだけど歌舞伎座で見たときは席がガラガラだったから興行側もおいそれとかけられないだろうなと思ったんです。熊谷陣屋もどちらかというと玄人向け。…

劇場に治安について考える「西遊記」@明治座

さて、1階以外はもはや人権がないと思っている明治座ですが 愛之助さん主演「西遊記」のチケットをお譲りいただき1階で観劇してきました。 ストーリーは牛魔王と鉄扇公主の話をメインにしたものでメタっぽい展開もあり現代的な演出もあり、内容に特別に感動…

今年の新春は新国立劇場で!「国立劇場歌舞伎公演」

新国立劇場中劇場での初春歌舞伎公演を見てきました 国立劇場時代、こんな立て看板ありましたっけ? 仕事ではフォントとしてたまに勘亭流を使用することがありますが、筆で書けるというのは本当に素晴らしいですね。 中劇場の特徴としては、ラウンド状にカー…

バランスの良い座組@新橋演舞場初春公演

新橋演舞場の初春公演を見てきました 演目は「平家女護嶋」となっているのですが、軽く調べるだけだと「鬼界ヶ島の段(俊寛)」以外のあらすじが出てきません。現在では他の場はかからない模様。しかし今回は後段にあたる三段目の「朱雀御所の場」も続いており…

ドルビーシネマで難敵「1789」を見る

有楽町のドルビーシネマで宝塚星組の1789を見てきました。月組版は最後まで見れず、私にとっては難敵の演目です。(ストーリーも曲も刺さらず) ショーアップされたミュージカル部分には沢山の見どころがあります。 【礼さん】 主人公ロナン。ロミオと同じよう…

同年代の冒険…流白浪燦星@新橋演舞場

ルパン歌舞伎の配信が終わったので、観劇の思い出とともに振り返っていきます の前に買い出し!平日昼だったのでチョウシ屋でメンチカツとコロッケのミックスが観劇メシです。水色の包み紙が眩しい…!周辺にはカフェが結構あるんですが、演舞場の地下に東(あ…

いろいろと考えちゃう…「天守物語」

今年の歌舞伎座ラストに天守物語を見てきました。 鶴松くんのファンなので、お亀様から腰元に格下げになったのは納得いかなーい!でも歌舞伎座の観客は玉様の亀姫の一挙手一投足にめろめろでした。5月の姫路公演は放送があったので見ていましたし、原作も読…

【その5】5泊6日じっくり京都さんぽ

その4からの続きです この日はスーツケースの荷造りをしたかったので、蓮華王院を出て京都駅に向かいます。お土産を買って夜のうちに積んでしまおうという算段です 京都駅まで歩いたんですがその途中に気になる和菓子屋さんが…お土産用に栗のお菓子を購入し…

【その4】5泊6日じっくり京都さんぽ

この日も早起きです 朝から京阪電車に乗って出町柳へ。志津屋でぼろぼろこぼれなさそうなもの〜と思って何気なくクリームパンを買ったんですが、これがおいしい!柔らかいパンとたっぷりのカスタードクリームが溶け合って最高。志津屋はこのときしか買わなか…

【その3】5泊6日じっくり京都さんぽ

3日目は終日宝塚にいたので割愛。4日目はミュージアムdayです。 JR山崎駅から山道を歩いて15分。今日のスタートはアサヒビール大山崎山荘美術館から始まります アサヒグループ大山崎山荘美術館 元の持ち主である加賀正太郎と、その後委嘱されたアサヒビール…

【その2】5泊6日じっくり京都さんぽ

京都旅行2日目。 この日はお寺めぐりdayです 地下鉄で旅行のマスト行き先の1つ、醍醐寺へ向かいます。醍醐寺も駅から10分程度歩きます https://www.daigoji.or.jp/grounds/sanboin.html 醍醐寺は比叡山延暦寺と同じくいくつかのエリアに分かれています。入っ…

【その1】5泊6日じっくり京都さんぽ

9月に1週間休みをもらい京都旅行に行きました 忘備録として何回かに分けて載せていきますね 旅の前に… 今回コロナ禍ぶりにスーツケースをひっぱり出しました。荷物は限りなく少なくしたいので直前までトートバッグで行こうと思っていたんですが無理でした笑…

贔屓の立身出世だけを望みたい…「激情/GRAND MIRAGE!」

「激情」はメリメ原作の「カルメン」に脚色を加えたものです。オペラは昔見たことがありますが、オペラと小説では少し違いがあると聞いたことがあります。宝塚版では作者のメリメが所々に登場し(役が少ないため?)ホセの行動を振り返りながら話が進んでいき…

饅頭ぐりぐり…「首」

へうげものに端を発し、戦国武将つながりで「首」を見てきました。ちなみにタイトルの饅頭ぐりぐりは見た人にしかわかりません。一番印象に残ったシーンかも笑 (公式からお借りした人物相関図です) 管理人はそこまで歴史に明るくないので、どこまでが史実な…