2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
コロナ禍、一人でもんもんと歌舞伎の深みにはまっていたときにこんなことを書いていました 信じられますか?ここに並べていた「応天の門」と「陰陽師」が東京の地でお芝居になり、同時期に見ることができるんです というわけで、今回は月組「応天の門」につ…
まずオペラを見たことがない人間は、本当にこんな絵画みたいな繊細なセットなの?って疑うじゃないですか。私は疑っていました。もっと甘めのディテールになるんだろうなと。 しかしこのセット通りだった。 これまで見た舞台の中で、こんなに美しいセットを…
現在につながるレビューやショーやアイドルの形。元をたどるとどこへ行くのでしょうか。その源流とは? 実在のストリッパー、ジプシーローズリーの回顧録から母を中心に据えたミュージカル。初演は1959年で何度も再演されているようです。リーが40代で作られ…
明治座夜の部の初日に行ってきました! 明治座といえば中村屋でやるはずだった桜姫東文章がコロナ禍で中止になったままなんです。なんとか実現してほしいです。 通し狂言 絵本合法衢 多賀家の乗っ取りを狙う分家の大学之介(幸四郎)はお亀(種之助)を妾にしよ…
赤と黒、原作は読んでいませんが安蘭けいさんの星組公演と珠城さんの月組公演で内容は頭に入っています。今回はフレンチミュージカル版が原作ですが、主人公ジュリアンの造形はほぼ同じで「無愛想だが頭の良いイケメンの青年」です。作中では気高い、と表現…
東京では見れないだろうなと思い、宝塚まで行ってきました 前評判であまり期待しなくて大丈夫そうだと思いつつ、意外にも楽しく見ました セットや装置はさすが大劇場。この前が御園座だったのでルーレットやパネルは立派に感じました 【キキさん】 モリアー…
せっかくの桜の時期なのに、不意の雨で外の写真が取れずでした。でも場内はアツかったです! 冒頭に片岡亀蔵さんによる作品紹介があるんですが、私は歴史音痴なのでこのコーナーはすごくありがたい。頼朝義経の母である常盤御前ってこんな経緯なのね…!と説…
新トップコンビのプレお披露目公演に行ってきました。 まずはじめにちょっとおかしなことを言うんですが、ボニクラの世界観って歌舞伎の演目に似ていると思うんですね。歌舞伎には悪役を主人公とした話がたくさんあります。幕末に書かれた「三人吉三」の解説…