すきなもの雑記

話したいことを話したいだけ

THE BATMAN

コミック版バットマンの連載開始は1939年だそう、テクノロジーはすっかり進化してしまったけど漂う閉塞感はあまり変わりがないみたい。感染症が広まって戦争が始まって、「歴史は繰り返す」という言葉が頭をよぎります

 

TENETで主人公の相棒ニールをユーモアを交えて演じたロバート・パティンソン、素敵でしたよね

しかしながら今回はあの雰囲気を封印、終始ネクラで孤独なブルース・ウェインを演じます。残念ながらキャラクターにはあまり惹かれず。私のイメージだとさわやかハキハキ、THEアメリカ人!夜になると闇に紛れるバットマン、っていうイメージだったのですが…

現代もしくは近未来の事件の現場検証に耳のついたマスクを被ったアヤシイ人物がひとり混ざっているのがなんだか異様で。全体的に暗く音楽も重厚で良かったんですが、ストーリーが割とありきたりというか。

「要人たちがマフィアの仕切るクラブに集まり裏では悪行三昧、それを知った天誅気取りのサイコパスが犯人、逮捕された後でさらなる計画が動き出していることを知り街が壊滅仕掛ける」って、踊る大捜査線や相棒にありそうな展開だなと。

狂気のカーチェイスは見ててわくわくしました。

キャットウーマンのスーツは素敵。ウェイン家が古風なインテリアだったのも良かったです。