ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションに行ってきました
このペナント?がかかっているところが美術館
ヤマサは醤油の製造メーカーとして有名ですが、浜口陽三は先々代の三男だったようで。
東京美術学校を中退しパリに移住、
戦中は帰国したものの
再び渡仏、晩年はアメリカに渡って活動されたそうで、ほとんど日本にいない生涯だったようです
カラーメゾチントという技法を広く普及させたそうで、主な作品は暗色の中に浮かぶモチーフ、という構成が多い。
地上の展示室はガラス張りで通りが明るすぎるため反射し、作品が暗色なのもあって一部は全然見えませんでした…
その点、地下の展示室は暗くひっそりとして作品に合った世界観に浸ることができます
地下に降りる螺旋階段は無骨な鉄製で、メゾチントをプレス機で刷るという工業的な一面を彷彿とさせます
浜口陽三の紹介VTRが一定の時間で流れますが、その尺が19分と長い!
だけどNHKの番組かというくらい丁寧に作られていて最後まで見ちゃいました
生前の本人インタビューで「ボナールやスーラが好き。バウハウスも好きだ」と言っていて、過去と現在が交わるような気持ちに
入館料600円が無料になります