宝塚大劇場に行きたい!の記事
というわけで
念願の宝塚大劇場に行ってきました。
いえ…森羅万象のお導きによって行かせていただくことができました、というくらいの気持ち…すべての出来事に感謝…
宝塚大劇場が千秋楽を迎え、
A日程✕2(うち1回はライビュ)、B日程✕1
での観劇が叶いました
観劇のための遠征も初めてだったので、その覚書もしておきたいですが、前編は演目についての感想を述べます
新参者ですがあしからず。
開演5分前になると撮影OKのタイトル幕が出てくる
遠目でしたが、幕に文字が縫い付けてあった気がします
だから写真で見るより立体感があったような…?
(何にせよ遠い)
重厚感のある始まりで、
わーーーついに私の初大劇場が始まるのね!って感じで高まりました
とにかく開幕の曲「ヴェローナ」が好き
カッコイイし登場人物にまんべんなく見せ場がある
今まで画面越しだった皆さんを生で見ている!
すごーーい!と感動
A日程のティボルトの愛さんが魂抜けるくらいかっこいい!肌の色が最高!マーキューシオのきわみくんのピンクの立たせた髪もすごく似合ってる!とにかく顔がいい!
愛さんは凶暴って感じで、きわみくんはやんちゃって感じ
とにかく、治安が悪くて最高!!
全員が違う動きをしていて波がうねってるみたいだった
続いて母たちの嘆き
後ろで演技してるベンヴォーリオとマーキューシオが全然反省してない〜
ティボルトはジュリエットの母と妖しい雰囲気…
って感じで腐りきった街ですよヴェローナは
そんな中!
綿毛吹きながら現れた真琴さん
わ、わ〜真琴さんだ、
ほんとに存在するんだ(推しを目の前にすると大体いつも思う)
生で見ても歌が上手い、歌の間の息遣いが素早い〜
皆さんおっしゃってますけど、全然声揺れないっすよね
長い公演時間でほんとに1回も乱れなかった。
てかロミオ、この街で生きててなんでそんなぽわぽわに育ったんだね君は。
やんちゃでケンカっぱやいマーキューシオと
争い嫌いで夢見がちなロミオと
2人を見守る(?)ベンヴォーリオのトリオが中心のモンタギュー家
Bのベンヴォーリオはあかさんなんですが、あかさんて身長が高いんですね!生で見てわかった!声が低くて歌うとはっとなるし、立ち姿もかっこいい〜!
一方のキャピュレット家は召使いにちょっかいかけまくる父と甥とデキてる母っていう、風紀的にどうなのという家庭
そこからは切り離されてばあやに育てられたジュリエットは気の強いお嬢様という感じ
なこちゃんは手足が長くてロングの金髪が似合う〜かわええ〜〜
(NOW ON STAGEで、バルコニーで待機して何してるの?って聞かれた際に「鳥と遊んでます」って答えてて死んだよね)
パリス伯爵はAがあかさん、Bがきわみくんなんですが、きわみくんが顔のいいアホな伯爵すぎて好きでした
ライビュではそのあとのバルコニーのシーンで切なそうに上を見上げるティボルトが抜かれていてぎゅんってきましたね
叔母の間男やってるけど本当はジュリエットが好きなんだよね…(ミュージカルじゃなかったら2人のシーンが欲しいところ)
仮面舞踏会では「髪型が奇抜だから今回は見分けがつくね」っていう感想を見かけましたが、
仮面舞踏会は正直どこを見ていいかわからん…!
ロミオとジュリエットの動線も見たいけど
パリスとティボルトが何してるのかも見たいし
忍び込んだ二人がどうやって女口説いてるかも見たいし
目が足りなくて、今回は何を見る!という私の事前戦略不足でしたね
キャピュレットの女が出てくるシーンでは、大体音波みのりさんを探していたんですけど(スキ)、仮面舞踏会はどこにいらっしゃるかわかりませんでした
1つ気になるのが
エメで休憩を挟んで2部が始まるともう1回エメから始めるのなんで?
2人の幸せから一転、荒れる両家。
結構ガラ悪く怒っています。
これもNOW ONでフィナーレのイメージについて、隣町の“アタマ”同士が〜って真琴さんが言っていたので、全体的にそんな感じで見てたらいいんだと思う
ロミオが場を収めようとした所でマーキューシオがティボルトに刺されて死に、逆上したロミオがティボルトを刺し殺す
上のブログでも書いたとおり、真琴さんのふとした時の暗さに私は惹かれる
ロミオが日頃から本能的に終わりを感じていて
ジュリエットとの出会いが眩しかった分、追放の時の絶望が濃い
しかもティボルトか死んでジュリエットはロミオと結婚したことになってるのに、すべてを払拭するためにパリスと結婚させようって、すごい親だよね
天寿さん、めちゃくちゃお綺麗な方なのにパパ姿は巻毛に髭でダンディってギャップがすごいよ
ロミオもジュリエットも「運命の人」に出会いたい、きっと待っているに違いないという希望をもともと抱いている
その感情は街や家族の荒廃とともに比例していったのかも
それが、舞踏会で出会えた!自分の予感は間違ってなかった!っていう気持ちは単純に恋とは言えないような気がする
たった1人のわかり合える誰か、その人と出会って引き裂かれたときの絶望と考えると感情移入できる気がした
フィナーレは早めに退場したティボルトから始まる
ロケットがあって男役ステージは薄紫?に斜めのラインが入った上下
かっこいいのに目が足りない😭
真琴さんが銀橋に出てくるあたりで階段の中段に愛さんと娘役がスタンバイ、なこちゃんはまだ出てこなくて真琴さんとはるこさん、愛さんとみほさんで踊る
ここでせおさんと愛さんが顔を見合わせるところがあったんだけど、ライビュでせおさんが愛さんにばちーんってウインクしてたのがバッチリ撮られてて恋に落ちたよね
トーク聞いてたりしても面白いし、せおさんそういうとこやで、って思う
芝居中は後輩きわみくんにおんぶされたり、上からも下からも好かれる人だよね、好き
デュエットダンスはワインレッドと黒の上下。真琴さんは階段からなこちゃんはせり上がりで登場(だった気がする)
フラメンコって言われていますが、フラメンコ習ってる身からするとタンゴとかパソドブレの類ではないか…?
銀橋をユニゾンで走り抜けていく感じとか見るとアイスダンスのオリジナルダンス(今はリズムダンスというらしい)に近い感じがある
Tanith Belbin and Benjamin Agosto - 2002 Worlds OD - YouTube
こんなイメージ
どうやって練習したらあんなに形が揃うんだろう😱きっと揃えることを第一に考えて練習してたはず。そしてステージで成果を発揮できるんだからすごい
パレードも初めてこの目で見て感動しました
トップと2番手、トップ同士がお辞儀するの、礼節があってすごく素敵ですね