すきなもの雑記

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夜桜能で能デビュー@奉納靖国神社夜桜能

靖国神社のさくらまつり、出店がたくさん出ていて楽しかったですよね。しかしながら最近は周辺が整備され以前のような雰囲気とは異なる様子。

同じく境内の能舞台に、さくらまつりの時期になると設置されるパイプ椅子。桜舞い散る中、ここで能を見たらさぞ素敵だろうなと思っていました

たまたま今年、夜桜能のチケット情報が流れてきたので勢いでGET、ありがたいことに一緒に行ってくれるお友達がいたので同行してもらいました

私が参加した日は

火入れ式

舞囃子「難波」

狂言「樋の酒」

能「土蜘蛛」という公演内容で、今回は土蜘蛛がお目当てです。歌舞伎の土蜘よりも糸がとびまくる、もはや頼光は糸まみれというシュールなお姿。それを生で見てみたくって。

しかしながら、初めての能観劇で勝手がわからず自由席からはほぼ見えず終い笑

能の舞台は正面と下手が主で、席の向きも通常の観劇とは違うんですね、勉強になりました

狂言はわかりやすいし可愛らしい場面も多く(友人は擬音でむりむりむり、と言っていたのに笑ってました)、能はお囃子がかっこよく、終幕後の退場など現代の演劇と比べるとシュールに映るのも興味深く、今回を足がかりに次は能楽堂できちんと見てみたいなと思いました

 

桜が舞い散るほどの風はありませんでしたが、ライトアップされた靖国神社の境内は普段と違う姿で、火入れ式も幻想的で、良い経験になりました

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