歌舞伎座二部と三部の間が2時間ほど空いたので
有楽町の相田みつを美術館に寄りました
相田みつを美術館は東京国際フォーラムの一角にひっそり立っている
(ひっそりというか、広すぎて人がまばらだから何があってもそんなに人だかりができない)
みつをの息子さんが館長ということで、作品のできた背景が語られている
みつを本人は仏教を信仰していたらしく、その悟りのようなものが有名な「にんげんだもの」というフレーズに投影されているのかなあと想像した
展示室は国際フォーラムの中で2つの区画に分かれているが、メイン展示室にはカフェが併設されており、広く居心地が良さそうだった
作品は大小様々で仕事場を再現したりしてメリハリがあり、映像や音声もあり8月だったため戦争に関する特設コーナーがありいろいろと考えさせられた
入館料800円がぐるっとパスで無料になります
美術館を出ると、夏のさなかの東京の真ん中とは思えない静けさ
東京国際フォーラムの設計はラファエル・ヴィニオリという方
このデザイナーの他の作品を見てみると、ガラスと骨組みによる独特のラインが特長みたい
しかし光を集めすぎて海外では高温事故を起こしているらしい
人が少なくて明るくて緑もあって、私はけっこう好きです
こんな高い天井でよく空調管理できてるなー、と感心。