すきなもの雑記

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雪組だけいつも衣装が最高な件。「Lilacの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」

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さて、大分遅くなりましたが観劇忘備録。

お芝居「Lilacの夢路」、巷の酷評はあれどこんなもんかなーと思って見ていました。私にとってはハイローの方が半端な感じを受けたので。

やはり雪組はショーの全体のクオリティが素晴らしいです。私は月組贔屓ではありますが、贔屓目無しに見ると雪組が一番初見の人に見せたいなと思っています。

タイトルにある通り、一番は衣装のセンスが良いこと。衣装部があって担当デザイナーもいるのに組によって全体の仕上がりが異なるのはなぜなんでしょう。ショーの衣装にディテールの繊細さは絶対だし、素材の高級感も見せなければなりません。舞台に使い回しの衣装と新作の衣装が同時に乗るならば色味のバランスを合わせないといけないし…と、けっこう制約があると思います。個人的に一番気にしているのは下級生まできちんと衣装のクオリティが揃っているかという点です。組によってはあれ?となることがありますが雪組は咲ちゃんになってから見始めて今までそう感じたことが一度もありません

ショーの充実度でいうと和希そらと縣千という対極の個性を持ったダンサーが並ぶという点も大きい。そらぴは確実に陰属性で今回でいうとモノクロ衣装で踊っていたシーンが刺さりました。静止した姿をきっちりと見せられてその姿が美しい。対するあがちんは、溢れるパワーと流れの美しさ若さで引き寄せられます

冒頭のハット燕尾は優雅で華やか。あやちゃんの登場もとても良かったです。続いて青い衣装であーさとひまりちゃんの場面、私はひまりちゃんが好きですね。あーさともそらぴとも並びが良いです。中詰はギラギラゴールド衣装であがちんチームの爆踊りに続く、そのあとカンカンだったかな?このピンクのブーツがビビッドで良かった。モノクロ衣装のシーンは一番刺さりました。