すきなもの雑記

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初めての巡業!松竹大歌舞伎東コース

今回は巡業東コース、北とぴあ公演を見てまいりました

これがまた暑い日で、私の席まで空調が届かず、観劇中は身動きがとれないため熱中症になりかけました…こりゃやばいとなり休憩中にコンビニで冷却するパウチ(叩くと中身が破れて冷たくなるやつ)を購入しましたが持ち時間は40分(しかも買ってすぐ叩いた)。土蜘の公演時間が1時間のため、焼け石に水でした。暑いのにじっとしてなきゃいけないのは良くないですね。今後は対策しないとなと思いました

この巡業は座頭松緑さんで萬屋の皆さまや新悟さんら、松緑さんのイツメンで構成されております

【菊畑】

同じ本外題、鬼一法眼三略巻のなかの一條大蔵譚は国立で見ました

これもややこしい歌舞伎ルールなんだけど、四段目「檜垣」「奥殿」を単独で上演する場合は鬼一法眼三略巻ではなく「一條大蔵譚」という題名になると。「弁天娘男女白浪」と同じルールが適用されます

一條大蔵譚は三兄弟の真ん中、鬼次郎と妻お京さんのストーリーでしたが、今回は長男鬼一と末子鬼三太のストーリーです。配役で意外だったのが湛海という悪役に左近さんが配されていたこと。暑くて意識飛びかけてましたが若すぎて変なことはなかったと思います。萬ちゃんの鬼三太(知恵内)がねいねいしていて良かったです。

【土蜘】

土蜘といえば音もなく現れる智ちゅうの登場ですが、ホールなので今回は舞台横から登場。数珠のノールックパスも堪能できました

梅枝さんの頼光、坂東亀蔵さんの平井保昌、萬ちゃんの綱で。土蜘って初心者もとっつきやすい演目だなと思います。同じようによく掛かる対面や車引は私が見ても何をしてるのかよくわかりませんが(オイ)、紅葉狩や土蜘はストーリーもわかりやすいし派手だし巡業にもってこいだと思いました