ショーの感想です。
率直に言うと
月城さん、海乃さんのことまだ抱きたりないんです?
と…
問いかけたくなるほど全編でいっちゃいっちゃしてます
いいぞ
プロローグが終わって銀橋渡りがあるんですが、なんかずっと手繋いでる…振りじゃなくて歌いながら手を繋いで渡ってるの…何ですかあれ…
そしてジャンゴの場面とミッドナイトイン巴里の場面の密着度が…
二人の体の内側がぴたーっとなってて自然にこの距離感だとしたらにやにやするやつだし、「もうちょっと近づいたほうが良くない?」という議論の元だったとしたら、それはそれで爆発します
海ちゃんのお衣装が大人っぽいやつで、特に海ちゃんは足さばきがとっても素敵なのでスリットからいい感じに見えて良いですね、赤いスパンコールのタイトスカートはとっても素敵
両場面のキャラクターが「恋人に献身的な女性」と「生きるために男を出し抜く女性」で全く違うのも面白いです
れいこさんのお衣装もはずれなし
ゴールドのトレンチコート、軍服、スーツ…と素敵すぎる
ホラ、サンバの例のやつとか頭より大きい襟とか、たまに出現するじゃないですか
ミッドナイトイン巴里は冒頭でタバコを吸うんですが、それが超かっこいい
そして情けない感じでオチをつけるのがものすごいれいこさんぽいの。やっちまったなって
本当に1場面ごとにお芝居仕立て。なんかそれがすごく良かった。
衣装といえばジゴロの場面のちなつさんが黒タートルにチノパンみたいなスタイリング、つまり普段着で踊ってたと思うんですけど、異常に足が長い。スタイルが良すぎるよ。知ってたけど。
この場面では晴音アキさんがお相手なんですけど、お似合いでなんか泣けた
DIVAさち花お姉様も貫禄でした
プロローグのちなつさんのトレンチのハットからのぞく目がかっこいいよねえ…
ミッドナイトイン巴里のれいこさんとのやりとりはそのままモアダンに持っていったほうがいいんじゃない?と思うくらいシックなステージだった
全体が大人っぽい中で動きをつけていたのがありちゃん。
ノマドは謎めいているけど群舞のまとまりの良さが感じられて迫力があった
今回なん東京も含めて初めてのSS席で、中詰マイウェイはなんと真ん前がありちゃんだった…!
その位置からおそるおそるオペラで覗いたありちゃんの感想
「お人形か…!」
ありちゃん、70年代の少女漫画の作画みたいに瞳がキラキラしてた
しかも今回の中詰は銀橋“渡り”ではなくその場で歌唱なんですね
B席から見たときは構成動かなくてつまんないなーって思っていたんですけど、訂正します
一心不乱に歌うありちゃんを見上げ、胸が一杯になり、そして何故かありがたくなり、泣きました
涙拭いてたから、一瞬この人泣いてるなっていう視線が来た気がした
ありちゃんの組替えが発表される前だったんですが、しっかり間近で見れて本当に良かったです
本舞台の0番はかぶる席だったんだけど、やっぱりSS席っていいもんですね…
フィナーレ以降は中継のおかげで見たいときに見られる喜び
階段上で娘役と踊るManteca、曲が良すぎるし娘役のラテンぽい赤と黒のスカートがかっこいい
あえて言うなら、れこちなはかっちりと着崩さないスタイルの方が刺さるのでノーマル燕尾が好きなんだけど、色違いでわかりやすいのでこれでも良いよ
歌いだしの前、ふたりの掛け合いにいろいろとバリエーションがあるみたいですね
燕尾体操第一、最初に見たときMantecaからぽっこぽっこていう音数の少ないパーカッションに変わるので面白くて笑っちゃった
集まったところとかみんな軽く笑ってて、でも本気で頑張っててかわいいよ。練習面白かっただろうな。
燕尾中に何度か大きいジャンプがあるんですが、揃っていて良かったです
博多座のときも思ったけど群舞がけっこう揃っている。るねぴとかがダンス隊長なのだろうか…?
そして風間氏
ちなつさんありちゃんと乗る銀橋は風間氏にとってはどうしたって分が悪い、スタイルおばけのふたりに対抗するには誰よりも楽しむしかない!
そんな答えを掴んだのが見えた気がしました
風間 ✕ お羽ちゃん、今後組む場面が増えそう
私は東京の2次は全滅で(同じ条件で桜嵐記は4公演行けた)、ありちゃん最後の月組の舞台ということもあり、ロマ劇FSが予想外のプラチナチケットに。
ショースターのありちゃんがいなくなってしまって今後どうなるんだろうっていう気持ちもあるけど…
先のことなんてわからないから、今は勢いに任せて登るところまで登ってみようっていう月組が頼もしくもあります