日本の観光業とバブル建築に興味があります。
今回の宿泊は水上温泉の坐山みなかみ
HPと名前からすると高級旅館ぽく見えますが、私の大好物の増築迷宮旅館です
(館内図お借りしました)
昨今建てられた15㎡の虫籠みたいなホテルよりは部屋の作りは広くてほっとしました。窓は蜘蛛の巣がありカマドウマ的なやつが2匹内側にいましたが、私も友人も見なかったことにして障子を閉めました笑
部屋の不満はそこだけで(あんまり気にしない質でもある)、コネクティングルームみたいな部屋があったのでそこでくつろげて良かったです
食事も、昔「界」シリーズに行った時においおいそれはないだろう…みたいな食事を出されて以来、旅館の食事はきちんとしてるなあと思って感心しています。地のもの(ホントかどうかはわからんけどさ)を出してくれて体裁を整えてくれていればそれで充分です。味噌汁漬物はセルフだったんですが、それくらいで良いと思う。あとはこっちでやりますし。朝食バイキングもご当地名物があったし果物が新鮮だったし、シンプルだけど大切なことをクリアしていました。劇場建築などでも思いますが、お金のかけられた時代に作ったハコは現在でも満足感を与えてくれます。渓流沿いの広くて大きな温泉は一番インパクトがありましたし、都会から来てよかったなと思いました。
改善したほうが良いのはエレベーター。大きい建物の割に少ないと思う。横の階段を使わせるならカーペットはお金かけてでもきれいにしたほうが良い。
あと、元のオーナーが買い揃えたであろう美術品がたくさん展示してあって、趣味の良さが伺えます。無機質なホテルが流行っているのでこういう個性は大切にして欲しいですし、埃もなく手入れされているのがわかって嬉しかったです。
で、翌朝は谷川岳ロープウェイへ。
週末だったため一番早いバスで向かいましたが、紅葉シーズンだったため帰る頃にはすごく並んでました。
上毛高原駅まで出て、舞茸そば
こういう風情を心から愛しています
駅はそっけないけど笑
上毛高原から軽井沢へ。プリンスホテルのラウンジでのんびりして帰ります。プリンスホテルの入口の紅葉が一番キレイだったかも。アウトレットで味噌などの食材を買って帰りました。楽しかった。