すきなもの雑記

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令和五年 錦秋十月大歌舞伎「角力場」

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何度か見ている「角力場」ですが、今回は吾妻が種ちゃん、放駒/与五郎が巳っくんというわけで幕見で見てきました。実は平成中村座で見た虎ちゃんの放駒がとても良かった(イメージがぴったりだった)ので巳っくんは与五郎のほうがはまって見えました、意外でしたけど。新悟さんや壱くんと組むとしっぽり感マシマシになりそうですが、種ちゃんとだとお互いが自立して見えます。昨今の種ちゃんは女方の化粧が異常にうまく、めちゃくちゃ盛れています。年齢もあがってきて解釈と表現のバランスが取れてきた感じ。与五郎が色々と持ち物をあげてしまうくだりは左手がぴょこっと立ってギャグっぽさがあり巳っくん流石だと思いました。さらに濡髪の獅童さんが良くて、ゆっくり喋る大らかな役のほうが向いているのかなと思いました

 

 

 

ちなみに…

幕見席で一番見やすい席は2列31番じゃないかなって思ってます。他にもそう思ってる方がいるらしく発売時間ドンで予約サイトに入ったのに取られてしまいました。